【閉店のお知らせ】
平素より、当店をご利用いただきありがとうございます。

突然ではございますが、「たから家」は諸般の事情により
令和5年10月31日をもって閉店することとなりました。

18年にわたる格別のご愛顧を心より感謝申し上げます。

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たから家

そば処たから家

〒901-0146
沖縄県那覇市具志1-23-14
TEL:098-857-0220
FAX:098-857-0220

【店休日】不定休
【営業時間】
平日 11:00〜15:00
土日祝日 11:00〜15:00
(おそばは品切れ次第終了)

 

 

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ロブコンド

たから家 店長プロフィール

ネットショップではお客様と会ってお話することはできません。
あなたのお顔をうかがうことも、あなたの声を聞くこともできません。
でも、インターネットを通して、文章や写真を使って私のことを
伝える事は出来ます。


私がどういう人物でどういう想いで、このネットショップ
「そば処 たから家」のこだわり沖縄そばを皆様へ
ご提供しているのかを皆さんに知ってほしいので、恥ずかしいですが、
セキララに書きました。
ちょっと長いですが読んでいただけると嬉しいです。
店主 高良 英樹


小さい頃から、料理や食材に興味がありました

税理士を目指すも脱サラをし、沖縄そばに全てをかける
「沖縄そばバカ野郎」こと代表の高良 英樹です。

三人兄弟の末子次男として、沖縄に生まれ、小さいころから楽しいこと、 「遊び」が第一主義で、男児なら大好き「ジャッキー・チェン」「ロッキー」 映画を見て育ち、将来の夢は「プロボクサー」でした。

小さい頃から、もっぱらアウトドア派の私が、小学校低学年からインドア派として 唯一興味を持っていたのが、時々料理を作ることでした。

料理を作るといっても、もちろん大したものを作れるわけではありません。 カレー、スパゲッティー、フレンチトースト・・・自分が食べてみたいのを作って、 周りが(気を使って?)美味しいと言ってくれる笑顔が、とっても嬉しくて 小さい頃の私は、それが料理を作る喜びと感じてました。

そのバックボーンには、専業主婦としていつも家庭を美味しい料理で守ってくれた母の影響があったはずです。 料理はもちろんのこと、縫製の仕事をしていた母は、幼いころは私たち兄弟の服まで手作りもありました。 私自身、小学校高学年まで「インスタントラーメン」を食べたことが無く、友達に「ウソだろ!」と 珍しがられました。 そういった、料理は常に手作りといった環境で育ったせいか、「どの食材と食材」また「どの調味料と調味料」 をかけ合わせたら、どういった味に変化するといったイメージは幼い頃から持てていたように思います。

県内大学へ進み、念願のボクシングをスタート

中学、高校と進学するも周りにボクシングをする環境が無く、部活はハンドボールをして青春を過ごしました。

大学進学を希望していた私は、生まれも育ちも沖縄で県外を知らなかったので、視野を広げるためにも 大学は県外を志望していました。県外志望校は見事に落ち、県内私立大は合格している中で、 県外大学を志望して浪人という選択肢もありましたが、大学では絶対に「ボクシング」をやると 決心していた私は、ボクシングに元々あまり賛成じゃなかった両親の「ボクシングをやるなら、県内大学に進学しなさい!」 の子を思う親の一言で、県内大学へ進み、念願のボクシングをすることになりました。

その頃も周りにボクシングジムは近くに有りませんでしたが、片道20Kmかけて当時現役の世界チャンピオンが 所属するジムに通い、毎日がウキウキ、ワクワクのたまらなく楽しい毎日でした。

転機は突然やってきた・・・

が、しかし念願のボクシングを習い始めて、わずか三ヶ月。人生で初めての危機を迎えます。

大学に進学し、初めて自分で遠出できるバイクを手に入れ活動範囲は広まったものの、不意としたことから 自損事故を起こしてしまい「くも膜下出血」、その時の記憶は断片的に残ってはいますが目覚めた時には 集中治療室の中でした。

目覚めた時の申し訳なさは今でも鮮明に覚えています。三日目に意識を取り戻して初めて目にしたものは、家族の姿でした。 母の髪は、一気に白髪が増え、どれだけ心配をかけたのかと思い、謝罪の言葉と涙が溢れました。

それから奇跡的に後遺症も無く、学生生活エンジョイしつつ就職を考える時期が来ました。 僕らの時代から就職氷河期と言う言葉が生まれ、公務員志望や専門職の資格取得の傾向が出てきたと思います。

その中で私が惹かれたのが「税理士資格」、なんかカッコ良くて儲けそうだなーという、低俗な理由でした。

税理士の世界への挑戦が人生を見つめなおすキッカケに

税理士資格を取得するため、簿記学校へ

私「税理士になりたいんですが。」 簿記学校職員「簿記何級ですか?」 私「簿記って何ですか?」

そこから始めて、とりあえず簿記一級まで大学在学中に取得して、いざ税理士の世界へ就職。

実務を積みながらの方が資格取得には有利と思い、日々新たな専門的な知識・仕事を覚えながら7年勤めました。 学生時代の考えがいかに甘かったか、痛感しました。朝から深夜まで仕事の日々。 資格取得のための勉強をする時間が作れません。

それでも始業前の早朝、あるいは終業後の真夜中に時間を作って資格を取得する先輩方は何名かおりました。 私はそこまで心が強く有りませんでした。

すでに結婚して、子供もいた私は、「人生の幸せとはなんだろう?」と考えるようになりました。 私個人が思うに、人生の幸せとは「好きな人と、好きな時間に好きな場所で時間を作って過ごせる。」 ってなんて幸せなんだろうという考えに行き着きました。

「自分で実現したろ!」そう思いました。

「沖縄」+「食」をテーマにした開業の道を模索

元々税理士資格とって独立してと言う気持ちが有りましたので、独立心は高く、就職5年目からは何か自分で独立してできる 業種・業態は無いだろうかとアンテナを張る日々となりました。

その頃は、おりしも「沖縄ブーム」沖縄観光・沖縄食材・沖縄料理etc・・・あらゆる沖縄物が持てはやされました。 そこで、小さい頃から料理に興味が有った私のアンテナに止まったのが「沖縄そば業態」

小さい頃から慣れ親しんできた「沖縄そば」確かに昔から有る人気老舗店も何店舗か有りましたが、 「もっと店舗の作りをこうしたらいいのに」「接客を抗したらいいのに」とか味はもちろん、 もっと総合的に改良して勝負できるんじゃないか?という気持ちが日々強くなっていきました。

そうなったら「沖縄一の沖縄そば屋を作ったる!」それしか有りませんでした。

脱サラ〜沖縄そば専門店開業へ!!

30歳で脱サラし、店舗開店の為に2年、資金集めや商品試作の日々を経て

いざオープン!

・・・閑古鳥でした。

もともと飲食店経営のノウハウは無く、料理も家庭で作る域を脱せずも、今の時代、情報は溢れているから 本人の情熱と探究心さえあれば、どうにでもなると開業に踏み込むも、やっぱり素人は素人ですよね。


お客様の厳しい声を真摯に受け止め、ついにオリジナルの究極出汁を完成!!

実際に食したお客様の反応と言えば、「出汁にパンチが無い。」「眠たくなる味。」とお客様の厳しい声で散々でした。 それでもお客様の意見に勉強させていただき、改良に改良を重ね、オープンから半年、 180日かけて今の出汁にたどり着きました。

『究極あっさり鰹コクだし!』

この製法は、従来の沖縄そば出汁の製法に、フレンチで言う「コンソメスープを作る手法」、 中華で言う「清湯スープを作る手法で」科学調味料を用いず、いかに出汁に「コク」と「うま味」を出すかで 行き着いた手法で、「豚と鶏のミンチの黄金比率」割合で出汁に「コク」と「うま味」を出す、 沖縄そば業界では唯一無二「そば処 たから家」だけの製法のオリジナルスープです!

たから家の本当の意味での挑戦が始まりました!!

ここからです。資金も底をつきそうになっていた「たから家」の快進撃の始まりです! 閑古鳥が鳴いていた実店舗が徐々にお客様に足を運んでいただき、常連の方も定着してきました。 観光客の方も、来沖ごとにご来店していただけるお客様も出てきていただき。 「沖縄そばネットランキング」で「第三位」に支持していただける沖縄そば屋にしていただきました!

沖縄そばは、県民の大衆食、食べる機会が多いからこそ、少しでも体に優しいそば作りを心がけています。 化学調味料を使わない中で、「味がある」「コクがある」そば作りを目指している「たから家」のそばは優しい味なので、 最初は「味が薄いのでは?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、出汁を飲めば飲むほどに様々な食材の味を楽しめるはずです。気が付けばだしを飲み干しているかも。

皆様の食する物ですから、体に優しい、安心安全な食べ物をお届けしたいと考え、化学調味料は一切使用しておりません。 お子様から年配の方まで安心して食せるおそばです。ぜひ一度ご賞味くださいませ!

この度は「たから家」のネットショップにご訪問していただき、誠にありがとうございました。

「沖縄そばバカ野郎」こと 店主 高良 英樹